私の仕事は歯科衛生士です。
病院に勤務していて、入院患者さんの口腔ケアや管理のほかに診療室では一般の方の診療もしています。
今の病院に就職する前は一般開業医に勤務していました。
現在、歯科衛生士の約90%が開業医に就職しています。
当時の開業医のみなさんには新卒で右も左もわからない私を育ててもらい、今でも感謝しています。
が、3年半勤めた私は歯科衛生士の専門書に出ているような”口腔ケア”にあこがれ、今の病院歯科に転職しました。
現在18年経過。
長く続けてこられたのも周りの協力があってこそだと思います。
みなさんは歯科衛生士という職業を知っていますか?
私は高校3年生の時、塾の先生に紹介されて知りました。
今は以前よりも知られてきたように思います。
時々テレビで芸能人の彼女が歯科衛生士!と聞くことがありますが、少しうれしいです。
話が逸れましたが、
歯科衛生士は国家資格で、歯科医師の指導のもと、診療、治療の補助や虫歯予防、歯石の除去などの歯科保健指導等を行う職業です。
また国家試験を受験するためには専門学校、短期大学、大学を卒業する必要があります。
数年前から男性の歯科衛生士も認められていますが、待遇面の問題や受け入れてくれる学校や就職先が少ないため、浸透するにはまだまだ時間がかかりそうです。
と、ざっくり簡単に説明するとこんな感じです。
現在の私の仕事はもう少し幅広く、施設の往診や検診、嚥下評価などにも携わらせてもらっています。
人生の半分を歯科衛生士として過ごしてきました。
順調なことばかりではなく、何度もやめようと思ったこともあります。自分の不甲斐なさに涙が出てしまったこともあります。
でもこんなに長く続けてこられたのは、やっぱり好きだったのかなぁと、今は思います。
私は毎日出勤しているので何とも思わないですが、やはり歯医者は行きたくなる場所ではないし、なるべくなら避けて通りたい場所だと思います。
そんな私も歯の治療は好きではありませんし、できれば避けたいです。
だからこそ、患者さんが不快な気持ちにならないように最大限注意し、接しています。
良かったことはもちろんたくさんの人と出逢えること!!
これに尽きると思います。
普段の生活の範囲では知り合えないような人達と出逢うことができます。
私が担当させてもらっている患者さんの中には、10年以上のお付き合いをさせていただいている方もいます。
人との出会いは人生の財産だと思っているので、本当にありがたいです。
あとは国家資格とか、技術が身につくとか、医療職なのに夜勤がないとか、まぁいろいろありますが、
やはり一番は人との出逢いですね。
あまり思いつかないですが、強いていえば人の口元が気になる、ですかね。
今はマスクをしているのでさほど気になりませんが、やっぱり口元の印象で人を判断しそうになってしまいます。
顔よりも口元の印象が残ります・・・もうこれは職業病ですね。
あとは子どもにもとばっちりがいきます。
歯科衛生士の子どもなのに虫歯はありえない!
と思ってしまい、歯磨き歯磨きうるさいと思います。
まぁこれは大したことないですねww
何をまとめるのかよくわからないですが、とりあえず私の仕事について書いてみました。
仕事のことはまだまだ書きたいことがあるにで、少しずつ書いていこうと思います。
世の中にはこんな歯科衛生士もいるんだ・・・くらいに思ってもらえれば嬉しいです。
この文章が誰かの目にとまりますように・・・。