くもんはいいって聞くけど、どんな勉強をするんだろう?
誰か通っている人がいたら話をきいてみたいなぁ…
こういったお悩みにお答えします。
✅ 本記事の内容
・どうしてくもんに通うことになったのかーうちの場合
・通ったからわかる!5つのメリット
・通ったからわかる!5つのデメリット
✅ 本記事の信頼性
・上の子が小2、下の子が年長からくもんに通っていて、現在4年目です。
・上の子は2歳~3歳までベビーくもんにも通いました。
子どもが大きくなると学習面で気になることが出てきます。
その時、どんな選択肢があって、どの道を選ぶのか、悩みますよね。
わたしは悩んだ結果、娘2人一緒にくもんに通っています。
その経験から子どもの様子、くもんのメリットデメリットをお伝えします。
どうしてくもんなのか
わたしが学習塾を考える上で必須な条件は4つありました。
・勉強の基礎力をつけることができる
・学習習慣が身につく
・子どもと先生の相性
・フルタイムワーママのわたしでも通わせることができる時間、曜日である
この条件を満たしたのが、くもんでした。
わたしの長女は小学2年生のときに算数につまずきました。
1年生のときから文章題が苦手だったり、簡単な計算問題ができなかったり、小さなつまずきはありましたが、「まだ1年生だからかなぁ」と悠長に構えていました。
でも、2年生になっても同じような間違いを繰り返していて、1学期の成績表をみて「これはイカン!」と本格的に考えました。
いろいろな塾を調べたりママ友にリサーチしましたが、曜日が合わなかったり時間が早かったりで、フルタイムワーママのわたしにはできないこともありました。
なかなか決まらず、本当に悩みました。
そこで、2歳の時に通っていたくもんを体験してみることにしました。
その教室は指導歴数十年の先生が2人おられました。
・子どもが落ち着いて取り組めそうな雰囲気
・ほったらかしではなくきちんと教えてくれる
・毎月先生と親の交換ノートがある
などの理由から通うことになりました。
くもんの特徴は基礎的な内容を繰り返し学習し、身につけることです。
その点もわたしの希望と一致していました。
つまずきが浅いうちに取り返し、なおかつ自信を持ってもらいたかったのです。
そして、わたしが驚いたことは、親との交換ノートがあったことです。
他のくもんの教室も調べましたが、交換ノートがある教室は知る限りありません。
子どもが通うだけで完結するのではなく、
・親も巻き込んでくれる
・親の気持ちや希望も聞いてくれる
・交換ノートがあるおかげで子ども自身1か月ごとの頑張りが可視化される
など、交換ノートがとても活用されていました。
わたしがくもんを選んだのはワーママのわたしにできるギリギリの選択でしたが、このご縁は子どもにとって本当に良いご縁になりました。
学習習慣が身に付き、勉強を楽しいと思え、かつ基礎を徹底的にやりきる。
子どもに学ぶ楽しさを感じさせてくれた先生には本当に感謝しています。
5つのメリット
わたしが感じたメリットを5つ考えてみました。
①一人ひとりに合わせた学習プラン
くもんは子どもの進度や能力に合わせて教材が決まります。
入塾前にテストを受け、その結果をみて子どもが自信を持って取り組めるところから学習をスタートさせます。
その後は子どもの能力に応じて進み、早い子は何学年も先の学習を進めていくようになります。
一人ひとりに合わせて学習していくことができるので、しっかり定着してから次の学習を進めることができます。
集団での学習塾との大きな違いですね。
②基礎力がつく
くもんでは基礎的な学習を繰り返し行います。
間違えたところは何度も繰り返し学習するので、頭で考えるというより体で覚えるに近いです。
算数は計算力がつき、国語は読解力がつきます。
しかし、同じ教材を反復して学習するので一部の生徒には単調に感じてしまう可能性もあり、学習のモチベーションが低下することもあります。
わたしの長女は5年生から学習塾に変わりましたが、学習塾の中では算数の計算力はずば抜けて良かったので、本人の自信につながりました。
あんなに苦手だった算数なのに、自信を持つことができました!
③自主性を伸ばす
くもんの学習では自主的に学習し、問題を解決する能力を育みます。
教室学習では自分で考えることを大切にしていますし、家庭学習では自ら宿題に取り組み勉強することを当たり前にします。
わたしの娘は2人ともいつ取り組むのかを自分で考えています。
お出かけの予定があるときは前日や次の日に振り替えて取り組み、次の教室までにはやりきるようにしています。
自分で考えて学習できるようになったのは大きな前進でした。
④定期的なフィードバック
娘が通っているくもんでは毎月の学習内容やプリントの枚数、先生からのコメントをノートにまとめます。
交換ノートのようにして親が確認し、親も家庭での様子や気になることを記入します。
このノートがあるおかげで親も子どもも1か月のがんばりを可視化でき、どんなペースで何の学習をしているのかがよくわかります。
また、年度はじめに目標や進度を確認し、学習計画も共有します。
子ども自身も自分のペースを確認することで、さらに頑張るモチベーションにつながります。
⑤決まった時間にいかなくてよい
くもんの教室は教室ごとに曜日は決まっていますが、何時にいくかは決まっていません。
教室が空いている2~3時間の間にいき学習を始めれば問題ありません。
開始時刻が決まっていないので仕事が遅くなっても遅刻にはならず、フルタイムワーママのわたしでも通いやすく、続けることができています。
これは本当に助かります。
5つのデメリット
①すぐに学力は上がらない
くもんを始めればすぐに学力が上がると思っていましたが、すぐに学力が上がったわけではありません。
最初は子どもが自信を持って取り組めるところから始めるので、少し戻ってスタートします。
スイスイ進める内容の学習をして習慣化、くもんの学習をすることを当たり前にし自信をつけます。
そこから実力に応じて進度は変わりますが、子どもの理解力やスピードに合わせて学習することができます。
わたしはくもんを始めればすぐに学力が上がると思っていたので、通い始めた頃は物足りなく思っていました。
結果的には最初に自信を持つこと、学習を習慣化することが大切なので、これで良かったと今は思います。
基礎力の大事さに気づきました。
②3教科しか学習できない
くもんは3教科ですが、小学3年生になると社会や理科も始まります。
なので、国語・算数・英語以外の科目は自分で学習していく必要があります。
国語や算数はくもんで学習した内容を学校の授業で復習するようになりますが、社会や理科は初めての教科になります。
聞き慣れない言葉や国語や算数とは一味違う学習内容に戸惑うこともあるかもしれません。
家庭でできる対策としては教科書を読んでおくなどの予習ができると、学校の授業に余裕を持って臨めるように感じました。
わたしの子どもは社会に馴染めませんでした。
③学習できない内容がある
くもんの学習は基礎的な内容に特化しています。
なので、創造的な内容の学習はありません。
例えば、算数の図形の問題、角度や円の問題は出てきません。
国語は文章から答えを抜き出す回答が多いため、自分の言葉で書く記述の問題や、自分ならどう考えるかなどの表現力をつけるのは難しいです。
くもんの学習で出てこない内容は家庭学習等で予習・復習した方が良いと感じました。
学年が上がると想像力が必要な学習がたくさん出てきます。
④学校の教育とは調和しない
くもんの学習は子どもの理解度によって進度が変わるため、学校と同じペースで進んだり、同じ内容を学習するものではありません。
あくまでくもんでの学習になります。
なので学校と同じ内容の学習をしたい方や、学校の学習を補うことが目的な方にはおすすめしません。
学校と同じような内容だと思っていたので驚きました!
⑤金銭的負担が大きい
くもんの月謝は1教科7,150円(東京・神奈川は7,700円)と高額です。
週2回通えるのは魅力ですが、3教科学習していても、兄弟がいても月謝の割引はありません。
わたしの子どもは2人とも3教科習っていたので、金銭的な負担はかなりありました。
ただ、学習習慣がついたり、学習の基礎力がついたりと、その金額に見合う成果はありました。
金銭的な負担はやはり大きいですよね。悩むところです。
まとめ
ここまでくもんの学習について解説しました。
どんな学習方法にもメリット・デメリット両方あります。
くもんの学習方法がすべての子どもに合う方法とは限りませんし、何よりも一番良いとも思っていません。
親の状況や子どもの性格や学習に対する姿勢などにより、選択肢は幅広くあるべきです。
ただ、うちの場合のように
・基礎でつまずいた
・学習習慣を身につけたい
・小学校の先取り学習をしたい
などの方にはくもんはおすすめできます。
そして、くもんで100点をとって先生に褒められた時や、次の教材に進めた時は本当に嬉しいようです。
学ぶ楽しさを教えてもらったくもんの教室には本当に感謝しています。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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