なぜ【ワーママ】という道を選んだのか。働く意味とは?

これから家族が増えた時、私は仕事を続けられるのかな?
大変とわかっていて、がんばれるのだろうか・・・。

こういったお悩みにお答えします。

✅ 本記事の内容

・わたしが感じている働くことの3つの【魅力】

・なぜ働くのか?ー好きだからやめられない!

・働くからこそ得られるたくさんのもの

・働いていてよかった!と感じることもある

✅ 本記事の信頼性

・短期大学を卒業後、今の仕事を20数年続けています。

・母親歴・共働き歴11年、小学生姉妹の母です。

・フルタイム7年→時短7時間勤務4年目。

みなさんは働きながら子育てをし、家事をこなすことに限界を感じることはありますか?

わたしは何度もあります。

朝起きてから寝るまで時間に追われ、子育てに悩み、それでも働いている・・・。なぜなのでしょう。

母親になっても働き続けて11年経った今、少し考えてみたいと思いました。現在、子育てや働くことに悩んでいる方に、少しでも参考になれば嬉しいです。

目次

わたしが感じている働くことの3つの【魅力】

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■わたしが感じる、働くことの魅力について考えてみました。

①やりがい
②社会とのつながりを感じられる
③自分で人生を切り開く感覚

1つずつ解説していきますね。

①やりがい

・働くからこそ得られる“やりがい”
・達成感はクセになる

魅力の一つ目はやはり“やりがい”です。自分がやった仕事に対して、人から正当な評価を受けたり認めてもらえたりするととても嬉しいです。そして、何かをやり切ったときに感じる達成感は本当にクセになり、また次の仕事へ向かうモチベーションにもなります。

わたしは歯科衛生士として長年働いてきました。何年続けていても上司に認めらると嬉しいですし、周りから頼りにされるとよりがんばろうと気合が入ります。

その中でも一番嬉しいのは、患者さんに「あなたがいてくれてよかった!」「次もお願いしますね。」などと声をかけてもらうことです。このときはこの仕事をやっていて本当によかった!と心から思います。

自分を認めてもらうことで自己肯定感が高まり、幸せを感じることが
できます。

②社会とのつながりを感じられる

・社会とのつながりを感じることで充実した気持ちになれる
・いろいろな人とのつながりをもてる

働くことの魅力2つ目は”社会とのつながりを感じられること”です。

子どもが小さいときはお出かけが大変で、ついつい自宅にこもりがちになりやすいですよね。

そして、わたしの主人は週末しか帰れない仕事だったので、話す相手が子どもだけ、という日もよくありました。

もちろん子どもはかわいいですし充実した時間ですが、大人と話したくなるときもあります。ネガティブな気持ちになったり孤独を感じることもありました。

でも仕事に復帰すると、毎日たくさんの人とコミュニケーションを取ることができ、社会や人とのつながりを感じることができます。そのコミュニケーションの中で仕事に対する充実感を得たり、チームで同じ目標に向かって協力し達成感を感じることができます。

子育てでは感じることができない感情や経験が、子どもとの時間も充実するものにしてくれます。

③自分で人生を切り開く感覚

・自分の人生は一度きり、自分だけのもの

自分の人生は一度きりです。そして、誰のものでもなく自分だけのものです。

自分で選んで仕事を続けていることで、自分の人生に自信や誇りが持てるようになります。「○○さんのお母さん」ではなく、自分にしかできない人生を歩む感覚を得ることができます。

そして、子どもの人生も子どもだけのものです。自分の足で自分の人生を
歩んでほしいと願わない親はいませんよね。

なぜ働くの?

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■家族ができても、どんなに忙しくても、なぜ働いているのか考えてみました

①好きだからやめられない
②金銭面で家計を支えることができる
③仕事を頑張るママの姿を見せられる

1つずつ解説していきます。

①好きだからやめられない

・この仕事が好き
・今の職場が好き
・ここにいる人たちが好き

だた”好き”といってもいろいろありますが、やっぱり何かを好きだからこそ働くことをやめられないのです。

わたしは仕事も職場も同僚も好きで、ここを離れることを考えたことはありません。離れると会えなくなってしまう人がたくさんいるし、同僚のみんなと大笑いすることが息抜きになっているからです。

正直に言うと、そんな大切な場所を手放す覚悟はまだできていません。

②金銭面で家計を支えることができる

・家計に余裕が生まれる
・金銭的な余裕は心の余裕につながる
・旦那さんの精神的な負担を軽くする

共働き夫婦の大きなメリットは、やはり金銭的な余裕が生まれることです。

子育てにはたくさんのお金が必要です。もちろん家庭によって何にどれだけお金をかけるかはそれぞれ違いますが、子どもが大きくなるにつれて今後の金銭的な負担がリアルに感じられ、不安に感じることもあります。

そんなときは仕事を続けていく必要性を強く感じます。

そして金銭的な余裕があることで精神的な余裕が生まれます。お金が原因で追い詰められると家庭の雰囲気は暗くなりますし、夫婦の関係にもヒビが入ってしまいかねません。

わたしの旦那さんは、二人で一緒に山を乗り越えていくような感覚のようです。

チームとしての一体感がより強くなりますよ。

③仕事をがんばるママの姿を見せられる

・「働くこと」や「女性のキャリア」について身近に感じることができる
・仕事はパパ、家事はママ、という考えに縛られない

ママが仕事をがんばる姿を見ることで、子どもは働くことを身近に感じ、自分の将来を想像しやすくなります。そして、夫婦ともに働いて家事育児を分担するというバランス感覚が養われます。

わたしは子どもに仕事について聞かれたとき、必ず「楽しいよ。」「仕事好きなんよ。」と伝えるようにしています。そうすることで子どもは仕事に対してネガティブなイメージを持ちにくくなりますし、「好きな仕事をがんばっているママに協力している」と自信を持てるはずです。

実際楽しいので子どもにうそはついていません。

働くことを続けられたコツ

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■子どもが生まれてからも働き続けられたコツをお伝えします。

①人と比べない
②少しのあきらめ
③感謝の気持ちをもつ

1つずつ解説していきますね。

①人と比べない

・「うちはうち、よそはよそ」と割り切る
・上を見ればキリがない
・下を見てもキリがない

保育園でも小学校でもいろいろな家庭があります。両親の働き方もさまざまで、夫婦でフルタイム勤務の家庭もあれば、パートで働くお母さんもいます。

わたしはフルタイム勤務だったので、パートのお母さんがうらやましくて仕方ありませんでした。保育園のときのお迎えは18時ギリギリになることが多く、早く迎えに行ってあげたいと思うことも何度もありました。

ところが、子どもにしてみると延長保育のおやつが食べたかったり、もう少しお友達と遊びたかったり、あまり遅くなることをイヤだと思ったことはなかったと教えてくれました。子どもなりの強がりかもしれませんが、本当に嫌なら行動に出るので親が心配するほど負担ではなかったようです。

うちはうち、よそはよそ。子どものほうがそう思っていたことに気づかされました。

②少しのあきらめ

・限りある時間の中でできることをやる
・完璧を求めない

平日は家での時間は限られています。子どもと一緒の時間もできることも限られています。

なので、無理はしません。ご飯も手の込んだものは休みの日にします。品数が少なくても、野菜が少なくても気にしないことにしています。

家事も毎日トイレ掃除はできないし、キッチンのリセットができないまま寝てしまうこともあります。

平日は少しでも子どもとの時間を優先しようとしているのでそれでいいと思っています。

すべてを完璧にはできないので、自分が許せる範囲で力を抜くことも必要です。

子どもの目をみて話す時間が最優先です。

③感謝の気持ちをもつ

・協力してくれるすべての人に感謝する
・自分一人でがんばっているのではない
・職場の同僚や上司にも感謝の気持ちを

周りのひとに感謝する気持ちは、子どもができてからより強く感じるようになりました。

子育ては1人ではできません。旦那さんや両親、保育園の先生、職場の上司や同僚、かかわってくれた人みんなに感謝しています。

感謝の気持ちをもって接すると普段の自分より少し優しくなれるような気がします。そして、わたしが働くことにもっとも協力してくれている子どもにも感謝しています。

感謝の気持ちは伝わります。人間関係を円滑にし、みんなで協力し合えるような環境にしましょう。

働いていてよかった!と感じるとき

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■働いていてよかったと感じることもたくさんあります。

①効率を考えて動けるようになった
②保育園で知り合ったママ友とは小学校でも助け合える
③子どもと一緒の時間の大切さを再認識できた

1つずつ解説していきます。

①効率を考えて動けるようになった

・一日は24時間!限られた時間を有効に使う
・子育て、仕事、家事、それぞれ優先順位をつけて動く
・効率的に考えられるようになって人間力アップ

限られた時間の中でできることは限られています。やりたいことすべてはできないので、物事に優先順位をつけています。

さらに緊急度で分類し、いつまでにしなければならないのか具体的に考えるようになりました。

このような考え方は仕事でも役に立ち、フルタイム→時短勤務になったときは本当に役に立ちました。勤務時間は短くなるのに仕事量は変わらずだったので、勤務時間内に仕事を終わらせるのはどうしたらいいか?をよく考えていました。

今、自分がすべきことは何なのか、を考えながら家事・育児・仕事を行うことでなるべく無駄な時間を省いています。

②保育園時代のママ友とは小学校でも助け合える

・保育園のときに知り合ったママ友は価値観が一緒
・子育て環境が似ているので悩み相談もしやすい
・子どもも赤ちゃん時代からの友達とはやっぱり仲良し

小学校に入ってからも保育園時代のママとは仲良くさせてもらっています。子どもも新しいお友達もたくさんできたけど、やっぱり保育園時代のお友達と遊ぶことも多いです。

時間割りや宿題のわからないところ、持ち物のことなどすぐにLINEして聞いたり、子どもの小学校や学童での様子など、お友達のママから教えてもらうこともあります。

習い事の相談や学校生活のことも気兼ねなく話せるし、悩みを聞いてもらうこともあります。

家庭環境や生活リズムなど、似たような部分が多いので何でも話せるママ友は大切です。

③子どもと一緒の時間の大切さを再認識できた

・産休中は毎日一緒でしんどいことも
・離れている時間もお互い大切
・子どもと一緒の時間を楽しめるように

産休・育休中は子どもとずっと一緒でした。パパは週末しか帰ってこられなかったので、ほぼワンオペです。

一日中向き合っているとしんどい時もありますし、子どもが寝ている時間以外は一瞬も気が休まりませんでした。

仕事に復帰するときは保育園に入れることに罪悪感を感じていましたが、子どもと離れる時間があることで、一緒にいる時間が大切で限りあるものだと再確認できました。

親と離れることが子どもにとっても息抜きになるような保育園でした。お友達にも先生にもとても恵まれました。

一緒にいる時間は楽しく笑顔で過ごそうとより思うように。
お迎えに行った時の笑顔を見ると疲れが吹き飛びます。

まとめ

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共働き母親歴11年のわたしが、なぜ働くことをあきらめなかったのか考えてみました。

”働くこと”は収入を得る上でとても重要なことですが、わたしが出産後も仕事を続けたのは単に好きで辞めたくなかったからです。やりがいもあったし、まだまだやりたいこともありました。

わたしにとって、”働くこと”は収入を得るためのものであるのと同時に、自己実現の場でもあります。

今まで何度も「子どもと離れてまで自分がやる価値のある仕事なのか?」「自分のやっていることは社会的に意味のあることなのか?」「子どもの未来につながるのか?」など、さまざまな悩みを抱えてきました。

そのたびに子どもと仕事を天秤にかけ、答えが出るはずのない悩みの解決に時間をかけていました。でも、どれだけ悩んでも答えはでません。

もちろん、今もずっと悩み続けています。

悩みながらも「どうすればいいか?」を常に考え、目の前のことから行動してきました。そして、今になったのです。

未来は今の延長線上にあります。今の続きが未来に変わるのです。

充実した今を過ごした先に、ステキな未来がくると信じています。

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